皆さんお疲れ様です。
サムデイ入会のお問い合わせもありがとうございました。
入会金、出品料などまたはっきり決まり次第ご連絡させて頂きますのでもう少々お待ちください。
さて今回はテーマは
「〇〇さんに見てもらうと絵が良くなる」です。
すぐに思いつくのは先生やプロの作家さんですよね。
でも違います。少し考えてみてください。
で、まず皆さん、どうでしょう。
「絵を誰に見てもらってますか?」て言うふうに聞かれて即答できますかね?
ちなみに以前の僕は「一人でも多くの人に自分の絵を見てもらいたい」って考えていました。
こういう人は結構多いと思います。
でも今はですね、どんな場所でどういう風に発表して、どんな人に見てもらうかをちゃんと意識するようになりました。
それを意識することによって、絵を描くことが楽しくなりますし作品もものすごく良くなりますので、順番に詳しく説明していこうと思います。
まず今って色々な発表の仕方があるじゃないですか。
昔は展覧会に出品したり個展を開いたいり、大々的に作品を発表するとなると結構面倒くさかったんですが、今だとSNSを使えば世界中の人に見てもらうことができますよね。
ただこれってどこの誰にどういうふうに見てもらっているのか確認するのってなかなか難しいんですよね。
ちゃんと意識して調べないと、数字だけに目がいってしまいがちですし
展覧会のように直接会って感想を言われるわけではないですし、どこのどんな人がどんな気持ちでどう言うテンションで言っているのかなかなか分かりずらいです。
で、そこを意識しないでただただたくさんの人に見てもらいたいって描いていると、
「あれ、自分て何を描きたかったんだっけ?」
みたいなことにもなったりします。
反対に、どういう人がどういうふうに自分の絵を見てくれたのか、どこを褒めてくれたかを意識しだすと、自分の個性と言うものも見つかって絵も格段に良くなりますし、やる気も何倍にもアップします。
僕の実体験をお話しますと、、
誰に向けて描いているか全く意識していなかった時の話です。
例えば何か描きたい絵のイメージがあったとして、制作しようとするんですがなんでかやる気が起きないわけです。
その時の僕は自分にとって同業者であったり、先生であったりを意識してしまっていたんです。
これだとあまり良い絵にはならないですよ、実際やる気も出なかったですし。
これはどういうふうなことが頭の中で起こっていたかというと、
「今描いてる自分の作品はどういう風に指摘されるか」ということばっかり考えてたからなんです。
ここのこの部分はこういう風に注意されるかもなあとか
実物はこんなんじゃないとか言われそうだなあとか
これは〇〇を真似てるって言われそうだなあとか
そういうマイナスな気持ちだけで制作しちゃってたんですね。
これだと楽しくないですよね。
で、まだこれが、その先生や同業者の感覚が100%正しいことを言ってくれるならいいんですが、そういうことはないんですよ。
なので、すごく狭い世界の中でもがいてる感じでしった。
じゃあどういう人たちに向けて描けばいいかというと、
簡単に言うと
絵を描かない人たちに見てもらってください。
ちょっとしたイラストを描いてもめちゃくちゃ喜ばれます。
そして、そっ直な感想を言ってくrます。
競争意識とかもないので、正直な感想をくれます。
そしてその声の中に自分の個性ってどう言うところなのかっていうヒントもたくさんあるので、できればそういう別ジャンルの人たちともたくさん見てもらってください。
どうしても絵を描くもの同士で繋がってしまうのもわかるんですよ。
技術を上げなきゃ、良い絵を見なきゃって焦るんですが、
技術が高い絵と良い絵はまた違うので、そこをフラットな目で見るためにも他の世界の人との繋がりを大事にした方がいいです。
で、こういうことを言うとですね。
いや、そんな楽なことばかりしてたら技術も上達しないし、センスも伸びないよって言われます。
確かに自分の好きなようにばっかり描くのはよくないんですが、
でもまずは楽しくないとやる気が起きないじゃないですか。
まずはあなたの絵を見て喜んでくれる人に描くのが先で、で楽しさのあとに技術は自然とついてきますから大丈夫です!
ちゃんと勉強しようってなるので。
例えば10人に自分の絵を見てもらった時に、
絵を描かない9人が褒めてくれて絵を描く1人が否定的だった場合と
絵を描く1人が褒めてくれて絵を描かない9人が無関心だった理否定的だったりした場合、
この時、良い絵はどっちかというと絵を描かない9人が喜んだ方がいい作品なわけです。
まあちょっと極端な分け方ですが・・・
で、ちょっと話はそれますが、先生とかプロの方の意見で成り立っているグループの場合は世間一般の良し悪しとかは関係ないで、その先生方の意見を聞いた方がいいです。
例えば、、、〇〇展とか、〇〇コンテストとか、、、とか
漫才コンテストでもプロの人たちだけで審査する場合と、お客さんが審査する場合とでは漫才しさんたちもどういうネタをするか変えるって言うじゃないですか。
そう言う狭い世界で評価してもらいたい場合は、苦しくてもそのルールに合わせた方がいいと思います。
これでまたお仕事となると誰に照準を合わせるかまた変わってくるのでまた別の動画でお話しようと思います
と言うことで、いろんな人に見てもらう、特に絵に興味がない人に見てもらうことが大事ですと言うお話でした。
興味がないのにどうやって見せるのってなるかもしれないですが、そういう人たちは絵を描かないだけで嫌いなわけではないんですよ。
目に入っていないだけで、この目の前の作品は僕が描きましたよとちゃんと伝えることが大事です。
そうすると興味を持ってくれるので。
臆せずどんどん発表していきましょう!!